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任天堂の岩田社長が死去

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朝から話題になっていましたが、任天堂の岩田社長が亡くなりました。
詳細は任天堂公式や各メディア等に掲載されているので割愛します。

代表取締役社長の逝去および異動に関するお知らせ(訃報)
時事ドットコム:任天堂の岩田社長が死去=55歳、DS、Wii開発

また、岩田氏と付き合いのある糸井重里氏のサイトでは、過去の同氏のコンテンツがまとめられているので、読んでみるのをオススメします。
"岩田聡さんのコンテンツ。 – ほぼ日刊イトイ新聞"


さて、個人的には岩田氏は任天堂社長というよりはHAL研究所の技術者・開発者としてのイメージが強いです。

当時、凄腕の開発者と呼ばれている人達が少なからずいて、当時の開発環境故にハッキング的技術を駆使してとんでもないことをやっていました。わずか数バイトのためにメインメモリ、バンク切替、グラフィックやサウンド用メモリを流用するとか、表示機能の限界のために色の節約や表示切替だの、今考えると滅茶苦茶です。それ故にプログラマ本人以外にはブラックボックスで解析できない始末(FFシリーズのナーシャが有名ですね)。

そもそも、当時はアセンブラで組んでいたのでハードと密接に関わっていましたからね。ハードの解析をしつつプログラムを組んでとか、それだけでもアレな言い方をすると変人ですよw

岩田氏もその一人だったわけですが、そこに加えてアイデアも素晴らしかった。
そして、未だに賛否両論のあるWiiやDS、一部マニア向けの傾向が強まっていった格闘ゲーム、FPS(TPS)を一般向けにスマッシュブラザーズシリーズとスプラトゥーンとしてリリースした功績は最大限の評価を下して良いかと思います。

私の尊敬する一人であった岩田さん今までお疲れ様でした。
心からご冥福をお祈りします。


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